5、6年生は、普遍的価値のある探究を自立的に行い、その成果を社会に広く示す資質を磨いていきます。

普遍探究Ⅴ探究を深め、社会に参画する

「普遍探究5」では、生徒一人ひとりが自身の探究テーマを定め、本格的な調査・プロジェクトの実施と改善を自立的に繰り返し、普遍的に意義のある成果を探究していく段階です。仮説検証と課題の再定義を繰り返しながら、学校内に限らず広い社会の中で自立的に探究出来る資質を示していく時期です。

探究テーマの設定

これまでの探究活動で培った問う姿勢や研究方法を駆使し、各々が関心のあるテーマを見出し、適切な研究方針を見出していきます。ある生徒は統計資料を探し、ある生徒は学校林でドローンを飛ばし、ある生徒は専門家に協力を依頼し、またある生徒は海外で生の情報に触れてくる等、個々人の主体性と計画性が最も求められる時期となります。

発信の機会

他校生徒や留学生との交流機会が一定期間ごとに設定されており、その節目を目処に中間成果を仕上げていきます。

論文作成

本格的な論文執筆作法に従い、各々が探究した成果をまとめていきます。

普遍探究Ⅵ探究の成果を社会に発信する

「普遍探究6」では、6年間の探究成果を、広く社会に発信する術を究めていく段階です。探究の成果を「広く示す」ことで、普遍的価値のある探究の形を洗練していきます。

6年間の学びの言語化

日本語と英語で論文を作成します。2学期には県内のALTを招待し、英語での探究成果発表・対話を行います。