本校の1、2年生は、地域と深く関わりながら学ぶ「郷土探究」を行っています。この活動を通して、生徒たちは地域の自然、文化、そして産業に触れ、新たな発見と問いを見出す学習を実践しています。

郷土探究Ⅰ五ヶ瀬町の豊かな自然と文化を体験

「郷土探究Ⅰ」では、五ヶ瀬町や近隣地域の豊かな自然と文化を肌で感じる様々な体験活動を行います。これらの活動を通じて、生徒たちは感性を磨き、地域への理解を深めていきます。

地域農業の理解を深める

地域の農業を支える山腹用水路を見学し、食と農業について学ぶ稲作体験を行います。

神話と歴史に触れる

神話が息づく地元の神社を巡り、地域の歴史と文化を学びます。

水の恵みを感じる

五ヶ瀬川でのカヌー体験を通して、水の豊かさと自然の雄大さを実感します。

伝統技術に挑戦

地域の伝統工芸である竹細工体験では、職人の技に触れ、ものづくりの楽しさを学びます。

郷土探究Ⅱ「命のつながり」をテーマに学ぶ

「郷土探究Ⅱ」では、「命のつながり」を主要なテーマに設定し、より実践的な学びを展開します。

農業体験を通じた学び

学校敷地内の畑で、土づくりから苗植え、収穫、そして食するところまで、一連の農業プロセスを体験します。これにより、食のサイクルと命の尊さを学びます。

生命産業への理解

農業だけでなく、鶏の解体や、高千穂町土呂久地区でのフィールドワークも実施します。これらの体験を通して、生命を支える様々な産業について深く学び、そこから新たな問いや課題を見出すことを目指します。

郷土探究の集大成

課題研究と成果発表

郷土探究の集大成として、2年生は1人1テーマで課題研究に取り組みます。これまでの学びで得た知識や問いを深掘りし、その成果を発表会で共有します。